MATLAB 変数の 行 と 列

MATLAB では、行列は列方向にデータが格納されます。
Cでは行方向ですね。

3行4列の行列で、データの並びにしたがって値を設定すると、次のようになります。

>> B = [ 1 4 7 10; 2 5 8 11; 3 6 9 12 ]

B =

1 4 7 10
2 5 8 11
3 6 9 12

例えば2行3列の要素は ’8’ ですが、この要素に二次元配列形式で直接アクセスする場合は、変数名(行、列)とします。

>> B(2,3)

ans =
8

一次元配列としてアクセスすることもできますが、MATLABの場合、配列のインデックスは1から開始する点に注意する必要があります。

2行3列の要素は8番目の要素なので、下記のように参照することと同じです。

>> B(8)

ans =

8

MATLAB の 変数

・MATLAB は基本的にはインタプリタ言語で、変数を予め宣言せずにいきなり使用できます。

x = 5.71;
A = [1 2 3; 4 5 6; 7 8 9];

セミコロンをつけると、実行結果を表示しません。

;を付けた場合と付けない場合を比較してみましょう。
付けない場合は以下のようになります。

x = 5.71
A = [1 2 3; 4 5 6; 7 8 9]

x =
5.7100

A =
1 2 3
4 5 6
7 8 9